MacでのPlantUMLを使ったアクティビティ図の書き方あれこれ①
アクティビティ図について アクティビティ図とは何ぞや? それでそれで?どうやって記述するの? 導入 実行環境 導入要素 JDK graphviz PlantUML VSCode 実例 アクティビティ図について UMLでアクティビティ図を書く機会があったので復習がてら基本的な流れをメモしておこうと思い、例で考えながら各構成要素について書き残しておこうと思います。 アクティビティ図とは何ぞや? 処理と処理の順番を表現するために作られた表記法で、具体的な業務の流れを各人で共有し、足りないものはないか、もしくは余分な構成要素が存在しないかをお互いに認知するきっかけともなりうるので多くの開発現場で導入されています。 アルゴリズムなどの考え方もこのアクティビティ図で表現されることが多く、抽象的な流れを具体的なものに落とし込むことはITエンジニアとして重要な能力の一つでしょう。 それでそれで?どうやって記述するの? 今回は PlantUML を使って記述します。 公式サイトに記述がある通り、 PlantUML は、以下のようなダイアグラムを素早く作成するためのコンポーネントです。 シーケンス図 ユースケース図 クラス図 アクティビティ図 ( 古い文法はこちら ) コンポーネント図 状態遷移図(ステートマシン図) オブジェクト図 配置図 タイミング図 以下のような、UML以外の図もサポートしてます。 ワイヤーフレーム アーキテクチャ図 仕様及び記述言語 (SDL) Ditaa ガントチャート マインドマップ WBS図(作業分解図) AsciiMath や JLaTeXMath による、数学的記法 ER図 引用: https://plantuml.com/ja/ とある通り、様々な設計図やフロー図を素早く書けることから多くの人に使われています。 コードっぽく書けるというのが非常にありがたい点で、最初は特有の文法に慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえば非常に手早く書くことができるようになります。 導入 今回はVSCodeで使います。 環境的には以下を導入しましょう。 実行環境 OSX Catalina 10.15.7 Homebrew 2